2011年03月に起きた震災や同年09月の首都圏集中豪雨の際、都内の勤務先から自宅に帰ることができない「帰宅難民」が社会問題化されました。
幸いにも自営業者である私は、夜間自宅に向かって歩く人たちの姿を報道するそのテレビ映像を見て「これはたいへんだなぁ…」と、その時は人ごとのように考えていました。

しかししばらくして、「ハテ、今のオレはいったい一日にどのくらい歩けるのか」と考えるように。そして四十路最後の脚力検証を試みることにし、ある休日に水戸街道を取手から江戸日本橋に向かって上ってみました。

そこでどうせ歩くのであれば現在の国道６号線ではなく、できるかぎり旧水戸街道（陸前浜街道）を探しながらその昔の旅人の気分になって歩いてみようと。
それがこのページを掲載した大きな理由です。

次回掲載は箱根東坂を計画中。