いざ家を建てよう、住まいを造ろうとするとき、ほとんどの方が「だれに相談すればいいの？」「なにからはじめればいいの？」と戸惑い、悩まれます。
そしてその思いは突如として現れ、家族の前に大きく立ちはだかります。

多種多様な工法、日頃馴染みがない資材、聞き慣れない建築用語、複雑そうな法規法令、高額になるであろう建築価格、難解な設計図面と見積書、そして気難しそうな職人さんたち…、などなど…。
確かに長い時間と多くの労力を必要とするこの「家造り」という作業。それでなくとも多忙な生活に追われる毎日に、「アーッ、面倒くさい…」と思われるのも無理はありません。その結果「早く、安く、簡単に」と、造り手側から見ると安易な手法を選択される方が確実に増えました。

益子材木店でも木造軸組住宅の建築を承ります。
そしてこの私も、おそれながら住宅建築の現場に携わるひとりです。そこで日頃そのライブ会場で、見て聞いて感じたことのいくつかを。

建てるなら国産木材を自然乾燥、造り手の顔が見える家を。