建具屋さんに依頼中であった青森ヒバ製建具の工程が進みました。
同行された依頼主さんの第一声は「わぁ、イイにおい!!」。
下の画像は加工された障子の下桟(しもさん=敷居(しきい)に当たる横材)です。
工程で言うとまだ三割方進んだところで、これからほんとうに細かい作業が始まります。
ちなみに下の画像。上部の二本が別件の依頼で加工製作中の北米産材ベイヒバ(輸入材)、それを乗せている幅の広い板が国産材青森ヒバです。
依頼主さんも「一見しただけではわからないなぁ…」。
そこで建具屋さんが笑いながら「削ってみると油の載りがまったく違いますよ、ホラッ」とその端材を鼻先に近づけられると、
「アッ、ホントだ、ぜんぜん違う!!」と驚かれます。
この青森ヒバを勧めた材木屋としては、建て込み後三年経ってみるともっとよく違いがわかると思います。ご覧のモニターから香りをお伝えできないのが残念でなりません。