木材店が造る木の家 益子材木店

JR飯田線 小和田駅  08時16分

date 2011.12.04

この道が製茶工場跡から続く小和田駅前通りです、道幅は狭いながらも舗装されていました。廃屋裏に捨て置かれたミゼット一台が、やっと通れる幅でしょうか。
そしてここから10分ほど天竜川沿いに歩くと、頭上に一軒の民家が見えてくるそうです。現在そこには林業家のご夫婦がお住まいで、小和田駅の近くに残った唯一の民家と言われています。JR東海が小和田駅を廃駅にせず残すのも、一説にはこのご夫婦のためだそうで…。

小和田駅前通り

しかし思うに、現在80才になられるというご夫婦、周囲の人々が移転するときになぜこの土地に残られたのでしょう。
隣家がある集落まで歩いて一時間。国内の林業がここまで斜陽した現代に、日常の生活を天竜川対岸に渡した一本のワイヤーケーブルに頼り、世間から秘境と呼ばれるこの土地にある魅力とはいったい何なのか。

豊橋発下り普通列車

ご本人から理由を聞けなくても、その土地とはどのようなところなのかを知りたくて、それがこの駅を訪ねた一番の理由でした。

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