木材店が造る木の家 益子材木店

勿来の関跡

date 2011.01.12

北茨城市街から国道6号線を北上、県境を越えて福島県に入り間もなく海岸線を左折。細い上り坂を進むと奥羽三古関のひとつ「勿来(なこそ)の関跡」があります。

今まで幾度となく北茨城を訪ねましたが、この地まで足を伸ばしたことはありませんでした。少なからず今回は、昨秋訪ねた「白河の関跡」に影響されました。

勿来の関跡

海岸線から離れた小高い丘の上にあります。上方にある小さな公園からは碧い太平洋を望むことができました。この碑に沿って、多くの歌人の石碑が並んでいます。周囲は「白河の関跡」と同様によく整備され、史跡と呼ぶよりは観光地として目に映ります。私の他にも他県ナンバーの車が数台停まっていました。

地名である「勿来」の由来はすなわち「来るなかれ」、平安中期ごろから北方蝦夷の南下をせき止めるためからと石碑に書かれていました。
平成の今、眼下を通る現代の陸前浜街道は上下線とも車の往来が絶えません。

〒302-0122 茨城県守谷市小山386 益子材木店
TEL 0297(48)1270 FAX 0297(45)2081
お問い合わせ個人情報保護方針