川井商店さんの最寄り駅、JR水郡線の上小川駅です。
二階に地域の集会施設を兼ねた駅舎です。
過去2007年に開催された弊会第三回 県内森林見学会では、こちらを昼食会と意見交換会に利用させていただきました。
時刻は13時を少し回った頃で、次の入線は上下線とも約二時間後でした。
以前ここは無人駅だった…と記憶していましたが、改札窓口に女性の係員さんが座っていました。
上り線ホームから水戸方面を望みます。
駅前広場のすぐ脇に木製の枕木が積まれてありました。
川井商店さんに長年勤務されるベテラン美人事務員さんによると、
「私がこちらにお世話になったばかりのころは、この駅から製材したばかりの製品を水戸行きの貨車に積み込んだものです。そりゃあ私もやりましたよ、若かったものぉ。
毎日駅前には朝から材木を積んだ馬車や荷車がいっぱいで、いつもたくさんの人で賑わっていました。先代の社長は夕方まで駅と工場の往復でしたよ。
イヤ…、今では考えられませんけどね」。
そう、とても考えられません。